ダイヤモンド

CINEMA 4DおよびBodyPaint 3Dに関する一般的な議論や情報交換をするフォーラムです。

ダイヤモンド

投稿記事by tofuji » 日 10 23, 2011 12:59 am

 先週の講習会で「ダイヤモンド」の作り方について質問があったので、サンプルを作りました。

 ダイヤモンドは、非常に高い「屈折率」と「分散」を持つため、光をよく反射し、
さらに内部に入った光を分光して「ファイア(虹)」を生じます。

 しかし、現在のCINEMA 4Dには光を分光する機能がありません(R13でもありません)。
また、そもそもRGBの3色で全ての色を表現している3DCGソフトでは原理的に無理があるため、
分光の機能を持っているレンダラーでもきれいな分光は表現できません。

 そこで、「たくさんの画像を重ねる」という原始的な方法を使って分光を再現します。
幸いCINEMA 4Dには「シーンモーションブラー」というたくさんの画像を重ねる機能があるので、
この作業を自動化できます。


 分散の意味は非常に簡単で、「色(光の波長)によって屈折率が変わる」というだけです。
したがって、CINEMA 4Dで分散を表現するには、光源(もしくは発光するマテリアル)の色に
アニメーションを付け、それに応じて屈折率にもアニメーションをつけます。

 さらに、シーンモーションブラー機能を使ってこの作業を自動化するには、アニメーションを
1フレームの中で完結させなければなりません。
というわけで、今回は「9回」のシーンモーションブラーを使うことにし、
シーンのフレームレートを9倍の「270fps」にしました。

 そして、0から8フレームまでの間に色と屈折率のアニメーションを指定し、
さらにトラックに「くり返し」を指定しています。結果的に色を9色に分離しているので、
「黄色」、「マゼンタ」、「シアン」などのファイアが生じます。
RGBの3色で分光を表現しているレンダラーではこれらの色は出ません。

 このシーンを「30fps」でレンダリングすると、1フレームの間に9枚の画像がレンダリングされ、
1枚の画像に合成されます。実際どのようなことが行われているかは、
サンプルファイルをレンダリングしてみればわかるでしょう。

http://www2.11moon.com/sample_files/201 ... ond_23.mp4
http://www2.11moon.com/sample_files/201 ... ond_23.zip


 ダイヤモンドのモデリング関しては、きれいに見せるために光学的に計算された「図面」が存在するので、
図面通りに作って下さい。特に難しい点はありません。

http://www.four-cs.com/diamond/cut.htm

 私は「ディスク」をポリゴンモデリングして作りました。
胴の部分を円柱状にしたい場合は、円柱とブール演算します。
---

Toshio Fuji<gtofuji@gmail.com>

掲示板に書いたサンプルのまとめサイト
http://www2.11moon.com/index_as.html
tofuji
 
記事: 796
登録日時: 木 3 10, 2011 10:41 am
お住まい: 東京都渋谷区

Re: ダイヤモンド

投稿記事by tofuji » 水 4 01, 2015 2:27 pm

 新しいバージョンが以下のページにあります。

viewtopic.php?f=4&t=688
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Toshio Fuji<gtofuji@gmail.com>

掲示板に書いたサンプルのまとめサイト
http://www2.11moon.com/index_as.html
tofuji
 
記事: 796
登録日時: 木 3 10, 2011 10:41 am
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