finalRender

finalRender for 3ds Maxは、複雑なシーンでも最高の品質とフォトリアルなレンダリングを設定で悩むことなく実現できるツールなので、3Dアーティストやスタジオに最適です。
finalRenderは、全く新しいライトシミュレーションソフトウェアで、独自のアルゴリズムとアプローチによるライトシミュレーションは、他の3ds Max用のレンダラーにはありません。trueHybridとは、フォトリアルな画像をCPUかGPU、もしくはその両方のいずれでも実現します。
- フィジカルベース(スペクトル)波形シミュレーション
- 妥協のないアンバイアスレンダリング
- 無制限のネットワークレンダリングを提供
- 高速なくり返しで時間とコストを低減
finalToon 4.0は、finalRenderの同梱もしくは単体製品として提供されています。
finalToon 4.0は、finalRenderのサブスクリプションに含まれています。
動作環境
3ds Max 2016 / 2017 / 2018が動作し、CPU:SSE4.2対応、GPU:CUDA 8 Shading Model 2.1に対応している環境
価格
finalRenderは1年単位のサブスクリプションです。
- ワークステーションライセンス1年間: 35,000円
- 無制限ネットワークライセンス1年間: 35,000円
- GPU無制限(1マシン): 35,000円

trueHybrid™
finalRenderは、3ds Max用のハリウッドクオリティのレンダリングエンジンとして初めてGPUトCPUの両方をサポートしました。finalRenderのtrueHybrid™技術は、すべての計算力を一つのアプリケーションで実現します。もうGPUとCPUの使い分けは不要です。

ライトの種類
finalRenderは、3ds Maxの標準ライトをすべてサポートしており、最適化された完全にマルチスレッドのIESライトにも対応。ネイティブエリアライトは設定が自由に行えます。ライトの設定が非常にシンプルで、ボタンをクリックするだけです。

無制限のネットワークレンダリング
finalRenderは、オプションとして無制限のネットワークレンダリング・ライセンスを提供します。コストは一つのワークステーションライセンスと同額です。ハイエンドのレンダラーでこうした手頃なソリューションはあるでしょうか? 残念ながらありません。

スペクトル波長シミュレーション
旧世代のレイトレーシングシステムでは不可能だったマテリアルの光学効果を再現します。finalRenderで使用しているスペクトルベースのレンダリングだけが、回折、分光、吸収、虹色化、干渉などの高度に実現。現実世界の物理学とモンテカルロサンプリングを使用して3Dシーン内の光エネルギー輸送をシミュレートします。

VRと360°パノラマも1クリック
finalRenderは、360°パノラマの出力から3Dステレオを含む多彩なVRフォーマットに対応しています。360°パノラマなら1クリックで作成して、それを別の変換ツールなどなしでFacebookにすぐに公開できます。3ds Maxだけで行えます。

フレームバッファの強化
新しいfinalRenderのフレームバッファは、画像をレンダリングしながらリアルタイムの露出制御が行え、無制限のレンダリングの履歴へのアクセスが簡単にできます。シンプルでレスポンシブなUIにより、すべての主要機能にアクセスでき、クリエイティブ作業を行ったあとに保存する画像やアニメーションを選択できます。

モーションブラーと被写界深度
物理的に正確なレンダリングとアンバイアス・レンダリングのアプローチにより、その他レンダラーとは一線を画すリアルなカメラの効果を再現。被写界深度やモーションブラーのような時間のかかるレンダリング効果も一度で計算を行います。3ds Maxのフィジカルカメラモデルを完全にサポートしています。

fR-CarPaint Material
finalRenderには、多数の専用マテリアルと数千のプリセットが用意されています。AutodeskのMetanl Rayのマテリアルもサポートしています。さらにfinalRenderは、最高の結果と素晴らしいコントロールが可能なカーペイントマテリアルを提供します。メタリックフレークや特殊なコーティング、反射レイヤーをサポートします。

シーンコンバータ
TurbosquidやCGTraderなどが提供する最新の3Dアセットは、さまざまな種類で提供されています。finalRenderは、多くのMental Rayのシーンを直接レンダリングでき、VrayもしくはMental Rayのシーンの変換機能を提供します。